子育てをしながら仕事はできるのか?どうして私だけ?女性だけが子育てを強いられる環境だと結婚も出産もできない!
2026年02月23日働き方の意識~理想と現実のアンケート~
結婚後に子供を希望する人も夫婦も多いはず、子育ては大変だと誰もが認識していますが企業はどのように対策と取り組みを行っているのでしょうか?
結婚・子育てを想定した場合に望ましいと思う制度について伺っています。
望ましいと思う制度は「テレワーク」「フレックスタイム制」が約60%でニーズが高いです。テレワークはすでに導入している企業やニュース等の報道でご存じの方も多いです。それとは別に「フレックスタイム制」はあまり知られていないのかもしれません。私も導入している企業は大企業が多いと認識しています。ではフレックスタイム制とは・・・簡単に言うと3か月の総労働時間を自分で配分できる制度です。出勤時間や退勤時間を自分のスケジュールで決めることが出来ます。企業としてもトータルの労働時間は変わらないです。
でも、実際には「テレワーク」「フレックスタイム制」を利用しているのは半分の割合で多くは「利用していない」は40%近くと多いです。

子供がいない人と子供がいる人では利用している制度が違う。テレワークでは約20%の開きもあり次いで、フレックスタイム制である。時短勤務も次いで大きな差が出ています。
中小企業と中堅企業ではテレワークでは約10%の開きがあり他はそこまでの開きは有りませんでしたが「利用していない」の項目は中小企業と中堅企業とも50%近くあります。


テレワークの導入を中小企業、中堅企業で導入していますが実際にどのくらい頻度でテレワーク勤務を行っているのかを示した表です。
子供がいる人ではいない人よりも週1~2日の割合が増えています。1週間のうちに1~2回はテレワークを行い、他の日は出社していることがわかります。
テレワークも自宅で行うことが多いので多くの人はテレワークを選択しているのではないでしょうか。

育休の取得者は?男性はどのくらい取得しているの?
下記の表は男性・女性と育休取得した期間割合です。
多くの女性は半年以上取得しているのに対して、男性の45%は取得していないという回答になっています。

女性よりも男性の方が育休を取得しない理由は男女別でこのようになっています。男性では「上司や同僚に迷惑がかかる」が55.3%で半数近くを占めています。女性はキャリアや収入への影響が高く特に収入への不安が50・2%と半数近く締めています。
では、育休を取得する際に障害となることは何でしょうか?
こちらのグラフでは男性の1位が「上司や同僚に迷惑がかかる」が55.3%で女性の1位は「収入へのネガティブな影響」となっています。女性に限ってはキャリアの影響と収入の影響が結びつくことで約80%の人はここを諦めて半年以上の育休を取得していることが分かります。
仕事と育児のバランスは難しく、どっちかを選ばなくてはなりません。

今のライフステージと将来のライフステージはどうでしょうか?
結婚後はご自身もお相手・パートナーも仕事などのライフステージは変わることはありません。しかし、子供を授かるとそれぞれのライフステージが変化してきます。
こちらのグラフは結婚・出産を契機にライフステージがどうなってしまったのかを示しています。
多くの男性は仕事と家の両立を行っていますが女性は再就職もしくは専業主婦の割合が男性よりも多くなっています。

もう少し詳しく質問してみました、ご自身ではなくお相手に望むライフステージは?という問いに対しての回答です。男性自身がお相手の女性に求めるのは再就職が多いです。
その反対に女性が男性に求めるのは両立が全体の70%を占めています。その結果を男性自身と女性自身のグラフに重ねると、ほとんど変わりはありません。現実的に男性・女性双方がお相手に希望しているライフステージが重なった形になっています。

住みたいところはどこですか?
結婚を機に住みたい場所に関しては東京都(23区)が44.3%で東京都(23区以外)が9%です。合わせると半数近くの人は東京に住みたいと回答しています。
この質問に回答しているのは都内企業で勤務している人が対象になっているので結婚後も職場に通いやすいように都内を希望している人が多くいることが分かります。

前号「結婚して子供が欲しい!でも・・・今のままで大丈夫かな?」
出典:東京商工会議所青年部「東京在勤若者世代の結婚・出産意識調査」結果 2024年8月21日(https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1203895)




















